昨日は、ちょっと素敵な出会いがありました(^^)
出会いといっても、お互いに名前も連絡先も知りません・・・・
ただ、また会おうと思えば会えます。
何を言っているのか！と突っ込まれそうですね。
おじさんとは、海の防波堤で出会いました。
気分転換に立ち寄った時の事です。
釣りをやっていたおじさんに、何気なく「何が釣れるんですか〜」という私の問いかけに対して、丁寧にいろいろと教えてくれたんです。
おじさんの温かみのあるお話に、引き寄せられすっかり話し込んでいたことに気付いた・・・
お年を聞くと６７歳。
ちょうど、定年後の人生といえば、現在の私のテーマです。
ここぞとばかり、いろいろと聞いちゃいました。
釣りが一番の趣味らしく、ほぼ毎日釣りにきているとの事。
ここに来ると、仲間や友達がたくさんいるし、いろんな出会いがある。
と、クシャっとした笑顔が印象的だったな〜
このおじさん、釣りに来ていながら、自分よりまわりの人が楽しんでもらえればいいという考え方で、子供を連れたお父さんへメンツを保つ為のアドバイスや、年配の方の釣りデビューでいやな思いをしないように、常連さんに配慮したりと、自分の釣りはどこへ行ったのかといった感じ。
しかも、自分で釣った魚は釣れていない方へあげちゃうんだそうです。
言い方がすばらしいですよ！
「おじさんの魚、もらってくれない？」 ・・・です。
普通、あげるときは「この魚、あげるよ」だと思うんだけど、
深いな〜と思いました。
「あげる」だと・・・俺はたくさん連れてるから、あんたに上げるよといった感じで、高飛車にとられる時が多い。ましてや、年配の人はプライドが高いので、あげると言うと絶対受け取らない。
「もらってくれない」・・・この言い方だと、もらう側の方が立場が上になって、そんなに言うならもらってあげるよ。という気分にさせる事ができる。
釣れていないのだから、本当は欲しいんだけど・・・
魚を渡す（あげる）という事自体には、変わりないんだけど相手が気分よく受け取れるようにする気配りに脱帽です。
釣りが趣味で、毎日来ていると言いながら、釣りはあくまで手段で、釣りを通していろんな人と出会いに来ているんだと後で気付きました。
途中、おじさんの携帯が鳴り楽しそうに話している相手は、なんと・・・中学生でした。
なかなか釣りに来れないけど、しょっちゅう電話してきて今日の調子はどうだとか、ホント、友達の会話でしたよ！
人と人のつながりを感じながら、好きな釣りが毎日楽しめるおじさんが羨ましく思えました。
現在、働いている人たちも、このように素敵な人生を歩んでもらいたいものです。
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今日、七夕は私の誕生日なのです。
